米粉でお菓子を作るときは、絶対に製菓用米粉を使うのがオススメです。
理由は仕上がりが全然違うから。
今回、米粉100%でパンケーキを作ってみて、違いを実感しました。
ということで、ここでは普通の米粉と製菓用米粉の違いや、簡単にできる米粉のパンケーキのレシピを紹介していきます。
製菓用米粉、なにが違う?
米粉を使ってお菓子作りをしたとき、全然おいしくないものが出来上がった経験はありませんか?
やっぱり米粉でお菓子を作るのはムリなんだ…と諦めているあなたに「製菓用米粉」の存在を知っていただきたいです。
スーパーでよく売られている米粉は、たいてい製菓用ではありません。

上の画像のようにパッケージにお菓子の写真があったり、「手作りお菓子の薄力粉」と記載があっても、製菓用ではないことがあるので注意が必要です。
この製菓用ではない米粉でお菓子を作ると、ふわふわにならなかったり、もちもちを通り越して餅のようになってしまったり、おいしくない仕上がりになってしまいます。(うまくできるのはシフォンケーキくらい)
ところが、製菓用米粉を使うと、ふわふわのパウンドケーキが作れたり、絶妙なもちふわ食感のパンケーキが作れたり、ほとんど薄力粉と同じような仕上がりのお菓子が出来上がります。

製菓用米粉はスーパーでよく見る米粉と比べると値段が高い(約2倍)ですが、個人的にはそれ以上の価値があると思っています。
普通の米粉でパンケーキやクッキー、パウンドケーキなどを作ってうまくいかなかった方は、一度製菓用米粉で作ってみてください。
違いに驚くはずです。

私も実際に使うまでは「たいして変わらないんじゃない?」と思っていたのですが、本当に違いました。
製菓用米粉を使ってお菓子を作るたびに、違いに感動しています。
製菓用米粉ならもちふわパンケーキが超簡単にできる!
普通、米粉100%でパンケーキを作るともちもちしすぎて、もはや団子みたいになりますよね。
ところが、製菓用米粉ならもちふわ食感のパンケーキに仕上がるのです。
製菓用米粉で作ったパンケーキの断面を見てみると…。

気泡がしっかり入ってふわふわなのがわかりますよね。
厚みはありませんが、出来立ては本当にふわふわで、冷めるともちっとした食感になります。

(直径10cmが7~8枚)
- 卵…1個(約50g)
- 砂糖…25g
- 塩…小さじ1/4
- 水(牛乳・豆乳でも可)…80ml
- サラダ油…大さじ1(7g)
- 製菓用米粉…120g
- ベーキングパウダー…小さじ1(6g)
- ボウルに卵を割り入れ泡立て器でよく混ぜる。砂糖、塩を加えさらに混ぜる。
- 1に水、油を加え軽くまぜたら米粉を一度に加えダマがなくなるまでよく混ぜる。
- ベーキングパウダーを加えたら、薄く油を引いたフライパン(弱火)ですぐに焼く。
- 小さめのおたまでフライパンに生地を落とし、表面に気泡が見えたら(生地を落としてから10~20秒後)、すぐに返してフタをして2~3分焼いたら完成。
今回使用した粉は製菓用のミズホチカラです。「製菓用米粉」と記載のあるものならばミズホチカラでなくても大丈夫だと思います。

薄力粉の場合、パンケーキを作るときは混ぜ過ぎないように注意が必要ですが、米粉の場合はまったく気にしなくて大丈夫。粉を一気に入れてグルグル混ぜてOKなので、薄力粉よりも気楽に作れるんですよね。
出来立てはふわふわ、冷めてくるともちもちしてくる米粉のパンケーキ、ぜひみなさんも作ってみてくださいね。