今回は、以前より気になっていた無印良品の「発酵ぬかどこ」をゲットしたのでレビューしていきたいと思います。
ぬか漬けにちょっと興味がある、発酵ぬかどこが気になっていた、という方はぜひ最後までご覧ください。
「発酵ぬかどこ」ってどんな商品?

無印良品から販売されている「発酵ぬかどこ」は、だれでも簡単にぬか漬けが作れるぬか漬けキットです。
買ってすぐに野菜を漬けられる、毎日ぬか床を混ぜなくてよいなど、ぬか漬けの大変なところがなくなった、ぬか漬け初心者には大変うれしいものとなっています。
袋の裏面には、オススメの野菜と漬け時間の目安が書いてあるので、なにを漬けたらいいかわからない方でも安心ですね。

ぬか床の量は1kg。チャック付きの袋にぬか床が入っており、この中に好きな野菜を漬けて、あとは冷蔵庫に入れておくだけ。

袋にはマチがあり自立するので、冷蔵庫の中で倒れることもありません。
通常、ぬか床は毎日混ぜてあげる必要がありますが、こちらの商品は1週間に一度程度混ぜればOK。
実際になにも漬けずに1週間放置しておくと、少し液体が溜まるのですが、混ぜてあげればすぐふかふか元通りになりました。
いろいろ漬けてみた!
キュウリ

まずは王道のキュウリを漬けてみました。
キュウリを半分に切って、17時間漬け込み、ぬかを洗い流していただきます。

人生初のぬか漬けなので、なにが正解かわからないのですが、めちゃくちゃしょっぱい!
一般的な漬物より断然塩辛く、塩よりもしょっぱいんじゃないかというほどです。
また、ぬかのにおいが結構強く、正直あまり好みではありませんでした。

半分に切って漬ける場合は、もっと短時間の漬け込みでもいいかもしれません。(10時間とか)
ニンジン

ニンジンはキュウリよりも漬かりづらそうだったので24時間ほど漬けてみました。


塩味は強いもののキュウリほどではなく、キュウリよりとても食べやすかったです。
キュウリを食べたときに感じたぬかのにおいも、なぜかニンジンでは控えめでした。

キュウリとニンジンなら、ニンジンのほうが美味しかったです!
ゆで卵

ゆで卵のぬか漬けが美味しいらしいので、うずらの卵の水煮を漬けてみました。
漬ける時間は3時間。小さいので短めですね。

見た目の変化はほとんどありません。本当に3時間で漬かったのかな?と疑いながら食べてみると…。

これは美味しい!
ほんのり塩味が足されて、ぬかのにおいも野菜のように強烈ではありません。
ぬかに苦手意識を持ちつつあったのですが、これならパクパク食べられちゃいますね。お弁当のおかずにもよさそうです。

野菜のぬか漬けがイマイチだなと思った方は、ぜひゆで卵を試してみてください。
ナッツ

個人的に気になったのでアーモンドを漬けてみました。漬け時間は24時間です。
ぬかを洗い流して食べてみると、驚くほどになんの変化も感じませんでした。
柔らかくなることはなく、ぬかのにおいも全然せず、少し表面がしめったアーモンドが出来上がりました。

水気がないものは漬からないということでしょうか。
余ったぬか床の使い道
もし、ぬか床が余ってしまったら、生肉を漬けるのがオススメです。

ぬか床に生肉を漬けておくと、やわらかくなるのはご存知でしょうか。
生肉にぬか床を塗って1晩~1日おきます。そして、ぬかを洗い流してから焼く、煮るなど自由に調理をします。
私は今回、硬くて苦手だった豚ロース(とんかつ用)にぬか床をぬって1日置いてみました。

なにもせずそのまま焼くと、非常に硬く、ミシミシして箸で割くのはムリといった肉質です。
これがなんとぬか床に漬けておくだけで、硬さはあるものの箸で割け、イヤな歯ごたえもなくなっていました。

ぬかのにおいも全然気にならないので、これなら最後までぬか床を使い切れそうです。
サイズ感に要注意
1kgという量を聞くと、そこまで多いようには感じませんよね。
ところが、いざ冷蔵庫に入れると意外と場所をとります。
我が家の冷蔵庫はファミリー向けで冷蔵室が4段あるのですが、作り置きがたくさんあるときなどは少しジャマに思うことがありました。

ひとり暮らし向けの冷蔵庫だと、結構スペースをとってしまうかなと思います。
ぬか漬けにちょっとでも興味があるなら試す価値アリ!
「発酵ぬかどこ」のメリットはなんといっても専用の容器不要! そして、すぐに漬け始められて、毎日のかき混ぜも不要という、超お手軽なところ。
「ぬか漬けって大変そう」というイメージが180度変わる、そんな商品でした。
ということで、ずっと気になっていたぬか漬けを体験することができて個人的には大満足な結果となりました。